最終更新日:2022年04月01日(金)
新年度を迎えて(美摩病院院長 長江浩朗)
美摩病院院長 長江浩朗
2022年を迎えて3カ月が経過しました。昨年末には減少していた新型コロナウイルス感染患者の新規発生はオミクロン株の出現により急激に増加し過去最高を更新し続ける状態が続きました。美摩病院でも1月26日(月)院内感染が発生し職員9名、入院患者5名の陽性者がでるクラスターとなりました。感染者とほとんど接触のない患者さんが発症するなど予期せぬことが起こり長引きましたが感染防止対策をより一層強化し3週間で何とか終息することができました。
対策を強化してからは感染した職員と接触した患者さんの発症はなく、やはり以前の感染防止対策に緩みがあったのではないかと院長として反省しています。今後、職員が院外で感染することは避けられません。職場で濃厚接触しないことを徹底し、院内に波及しないよう感染防止対策に努めます。
新型コロナウイルス感染はまだまだ続くことが予想されます。現在、全ての人々が制限された日常生活を余儀なくされておりストレスは蓄積しています。感染防止対策と制限の緩和に関して真剣に検討し、国が責任を持った方針を決定していただくことを望みます。
ワクチン接種に関しては初回から一般の方の集団接種も院内で施行して参りました。もし4回目以降があるとすれば積極的に協力いたします。
昨年J1に昇格した徳島ヴォルティスは1シーズンでJ2降格となりました。残留のかかったホーム最終戦は寒風吹きすさぶポカリスエットスタジアムに駆けつけ精一杯応援しましたが残留はかないませんでした。今シーズンはまだ調子が上がっていませんがオフィシャルスポンサーである美摩病院とともに個人的にもサポートを継続します。
昨年よりFC徳島のサポートも開始しました。ユニフォームの背中には美摩病院の文字があります。また日本全国から集まっている選手を支援するため介護職員として採用し、4月現在8名が美摩病院で働いています。昨シーズンは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ決勝ラウンドに進出しJFLに手が届きそうなところまで進みました。今シーズンからは練習場として上桜グラウンドが確保でき、より一層の飛躍が期待できます。
頑張れFC徳島!
新型コロナウイルス感染症との戦いは続きますがめげることなく、これまでどおり私達の役割を果たしてゆくしかないと考えます。地域のみなさまに健全で心豊かな生活を送っていただくために医療、介護の面で貢献できるよう努力してまいります。