最終更新日:2021年02月01日(月)
新しい年を迎えて
2021年を迎えて早くも1カ月が経過しました。昨年末より続く新型コロナウィルス感染患者の増加は加速し遂に2度目の緊急事態宣言が出されました。新規感染者数はやや減少傾向にあるものの余談を許さない状況は続いており、制限された生活を余儀なくされております。
さて、昨年を振り返ると感慨深いことが色々ありました。
まず何といっても徳島ヴォルティスJ2優勝、J1昇格です。リカルド・ロドリゲス監督のもと自陣からボールをつなぐポゼッションサッカーを貫き栄冠を手にしました。結果がでない時期もぶれること無くチーム内でヴォルティスのサッカーを共有しました。ここ2年くらいはヴォルティスのサッカーに魅了されヴォルティスでプレーするために移籍してきた選手も少なくありません。チーム一丸となって目標達成を目指した成果がやっと実を結びました。個人的にはファンクラブに入会し年間指定席を購入してスタジアムに足を運び、J1昇格決定の瞬間もスタジアムで迎えました。
さて、2021年はやはり新型コロナウイルスに対する対応が最重要課題となります。美摩病院では機能的な問題で感染者を受け入れて治療することはできません。現在できることはかかりつけ患者さん、関連施設入所者の方を発熱外来で診察し感染者を早期に特定することです。幸いなことに現在まで陽性者は出ておりません。
また院内で感染、感染の拡大を防ぐ最大限の努力をしております。職員、職員家族の県をまたいでの往来は届け出てもらい必要最小限にとどめるようにしています。また職場では患者さん、職員間の濃厚接触を避ける事を徹底し、万が一感染者が発生してもクラスターとならないよう意識を高めています。
これからワクチン接種が始まります。医療従事者、高齢者と持病のある方、一般の方の順に進められます。美摩病院としては可能な限りワクチン接種に協力いたします。
組織として成果を出すためには全員が意識を高め同じ方向に進むことが重要だと考えています。地域のみなさまに健全で心豊かな生活を送っていただくために医療、介護の面で貢献できるよう努力してまいります。
美摩病院院長 長江浩朗