最終更新日:2022年08月04日(木)
8月4日は栄養の日! バランスよく食べよう!
8/4は栄養の日です。日本栄養士会では、2022年は「サステナブルに食べよう」をテーマに情報発信などを行っています。
サステナブルに食べることは、健康な身体を維持するために、毎日の生活で続けやすい形で、栄養バランスよく食べることではないかなと、私は思っています。
ではどのように食べれば栄養バランスが整うのでしょうか。
栄養バランスの良い食事の基本は「主食」「主菜」「副菜」を揃えて食べることです。それぞれ身体の中での役割が異なるため、毎食この3つの要素はとりいれるようにしましょう。
主食は、ご飯・パン・麺類など主に炭水化物源です。身体を動かすためのエネルギー源として必須の栄養です。不足すると、頭が働かなくなったり体力が続かなかったり、不足するエネルギーを補うために筋肉が分解されてしまうことがあります。毎食1品は摂取するようにしましょう。
主菜は、肉・魚・卵・大豆製品で主にたんぱく質源です。筋肉や血液の元となる重要な栄養のため、毎食摂取しましょう。1食あたり、ご自分の手のひら1枚分が目安です。
副菜は、野菜や海藻・きのこ類でビタミンやミネラル、食物繊維源です。これらの栄養素は、体の調子を整える役割があります。毎食両手のひら1杯分、1日小鉢で5品程度が目安です。冷凍のお野菜や乾物なども利用しながら少しずつ摂取するよう心がけましょう。

またこれらの主食・主菜・副菜に加えて、1日に1回、コップ1杯の「乳製品」と、こぶし1つ分程度の「果物」を摂取すると、カルシウム等の不足しがちな栄養素を補うことができます。
主食・主菜・副菜は必ずしも3皿用意する必要はなく、「うどんを食べるときには卵とワカメをいれてみる」「菓子パンよりもサンドイッチにしてみる」等でも構いません。普段の食事の中で、以上のポイントを意識しながら少しずつ日々の栄養バランスを整えていきましょう。
また当院では栄養指導・栄養相談も可能です。希望される方は、外来受診時に主治医の先生にお伝えください。管理栄養士が相談に乗りながら、ご自身にあったスタイルの食生活習慣についてアドバイスさせていただきます。
(栄養室・井上)