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最終更新日:2026年01月01日(木)

🐴新年のご挨拶(美摩病院理事長 美馬 紀章)

新しい年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 急速に進行したインフレは医療介護業界に大きな影響を及ぼしました。エネルギー費、医療材料費、物流費、人件費などあらゆるコストが上昇しました。抑制され、削減され続けた診療報酬体系の下では特に病院において大きな影響を受け全国の病院の7割以上が赤字に転落したとも言われ、医療経営にとって非常に厳しい一年となりました。介護分野においても倒産件数が過去最高水準となり、地域医療と介護体制の維持が大きな社会課題となっており、地域包括ケア体制そのものが揺らぐ状況が続いております。

 私共の法人におきましても大きな打撃を受けているのですが、このような厳しい環境下にありながらも、新たな年を何とか無事に迎えることができましたのは、地域の皆様の支えと職員一人ひとりの努力の積み重ねによるものと、深く感謝しております。
 そのような困難な環境の中にあっても、地域の皆様に安心して医療と介護を受けていただける体制を守り抜くため、スタッフ一同、より一層の努力を続けてまいります。
 昨年は内科・皮膚科に新たな医師を迎え、診療体制の強化を図ることができました。各専門分野の知識と技術を結集し、より質の高い医療を提供できる体制が整いつつありますことを大変心強く感じております。

 また、今後、人材不足はますます深刻になることは目に見えており、デジタルを使って、現場と経営を根本から良くするDX化は避けて通れないものと考えています。デジタル技術を活用して、医療・介護の業務、組織、サービス提供の在り方そのものを変革し、質と経営の両立を実現することを目標にし、更に前へ進めていこうと考えています。今後も、患者様お一人おひとりに最適な医療サービスを提供できるよう、新しい技術や取り組みに積極的に挑戦して参ります。

 2026年は「丙午(ひのえうま)」の年です。干支としては60年に一度巡る特別な年です。「縁起が悪い」と言われることがありますが、迷信・俗説の色が非常に強く、本来の干支の意味としては縁起が悪いものではないそうです。「炎の勢いと変化」「前向きな挑戦」を象徴すると言われ、新たな飛躍や変化への年とされています。私たちもこの象徴にならい、困難を恐れず、地域医療を守り続けるために大きな変化と成長の年にできるよう力強く前進していく所存です。

 本年も、皆様の温かいご理解とご支援のほど、心よりお願い申し上げます。
 最後に、皆様の一年が健康と希望に満ちたものとなりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

令和8年1月1日 美摩病院理事長 美馬 紀章

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